後悔しない事業の見通し

 物件が決まったら、いよいよお金の話です。まずは、売上と支出の予想を立てなければなりません。月にどれくらい売上が出るか、どれくらい支出があるかなどを考えておかないと、そもそも返せる見込みがないと思われるため融資がおりず、見積書の金額が決まりません。自己資金でボルダリングジムを開業するとしても、毎月必ず支出が出るので見通しを立てておくと安心かなと思います。

売上の予想

 どれくらい月に売上が出るかを考えます。利用料金は、他のボルダリングジムを参考にして計算してみましょう。計算するには、一日の来店者数を予想しなければなりません。そこで、Instagramを活用しました。お店のアカウントを見ると、お客さんの様子が投稿されています。そうすると、およその来店者数が予想できます。また、実際にボルダリングジムに行って様子を伺い、来店者数を調べたりもしました。調査したデーターを自分の借りた物件の広さや規模と照らし合わせて売上の予想を出します。この時に自分は厳しめに算出しました。オープンした時に予想と違いすぎると経営計画が狂ってしまうからです。

損益分岐点

 売上の予想が立てられると、損益分岐点がわかります。損益分岐点とは、利益ゼロが達成されるポイントで売上=支出になる金額をさします。損益分岐点を越えたら黒字、下回ったら赤字となります。この分岐点を頭に入れながら、毎月の支出を考えなければなりません。

支出の予想

 ボルダリングジムは毎月の仕入れが必ず必要ではありません。そのため、私は仕入高を2万円くらいで考えました。経費の計算ですが、家賃や水道費、光熱費、インターネットの通信費などがそれにあたります。借入金も入りますが、次の項目で説明します。光熱費は店舗用エアコンや照明などがあるため、家庭用とは大きく異なります。およその料金はネットで調べました。

借入の計算

 毎月の支出の予想が立てられたら融資の金額を考えます。日本政策金融公庫から融資を受けた場合、創業融資を使うことになります。創業融資は10年返済の計画となります。つまり100万借りたとしたら(10万(1年の返済額)+借入利子)÷12=月々の返済額となります。これで、損益分岐点を求めることができます。

余裕のある経営プランを考える

 この時点で、売上=支出となっている場合は見直さなければなりません。なぜなら、売上から生活費を捻出していかなければならないからです。借入金額を見直すのか、支出を見直すのか、そもそも物件や出店地域を見直す場合も出てくるでしょう。せっかく好きなことを仕事にするなら、楽しく生活したいと思います。オープン後に「お金が返せない」「営業できないと」ならないように、無理のない経営・返済プランを考えましょう。

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