コンセプトの見える化

 コンセプトが決定したら、より見える化していきます。簡単に言うと、「登る人も登らない人も空間の共遊(共有)ができるジム」というLandmarkのコンセプトをイメージしやすくする作業です。例えるならコンセプトは目的地です。今の状態は、目的地が決まったけど「どの方法で行こうか」「どういった順路で行けばたどり着くのか」わからない状態です。なので、道筋を示してあげる作業、レールを敷く作業ですね。具体的にどんなことをしたかと言うと。

コンセプトの見える化するために行ったこと

  1. ジムを経営者目線で観察する
  2. ジムのオーナーに聞く
  3. SNSで情報を収集する
  4. ターゲット層を考える
  5. ノートにメモや記録を残す

1.ジムを経営者目線で観察する

 今までプレイヤーとして、つまりクライマーとしてジムに通っていたので、あたり前ですが、メリットやデメリットを考えてジムを見ていませんでした。大きいジムで、壁がたくさんあって、難しい課題や工夫してある課題があって楽しい!と言うのはあくまでクライマーとしての視点です。これだと、「なんで人気なの?」「なんで人が来るの」とかがわかりません。経営者目線で見ることで、「初めての人が入りにくそう」「お客さん同士で楽しめてるのはなんで?」みたいな感じで考えられます。あとは、初心者の目線に立って考えたり未経験者の目線、そもそもボルダリングに興味がない人からの意見を聞いたりなど、いろいろな方向で考えました。ボルダリング好きの自分からしたら、ボルダリングに興味が無い人の気持ちは、なかなかわからない部分があるので、直接聞いたほうが早いと思ったからです。

2.ジムのオーナーに聞く

 わからないことは、直接オーナーさんに聞くのが早いと思います。よく通っていたジムに行って、世間話程度にちょこちょこ聞いていくのもいいと思います。気になっているジムに話を伺うのもアリだと思います。最低限、自分の思いや質問したいこと、気になっていることなど、あらかじめアポを取る際に伝えておくとオーナーさんも困らないと思います。いきなり来て、「話をしたいです。」だと、オーナーさんも接客中だし、仕事中だしで大変なので。必ず、こちらはお願いしている立場だと言うことを念頭に置いておくことが大切です。オーナーさんはみんなクライミングが好きなので、「自分の思い」や「ジムを作りたいです。」と言うことを伝えると応援してくれる方がほとんどですし、素敵な方が多いです。また、断られたとしても、自分のやっていることを周知できただけでもラッキーだと考えていましたね。

3.SNSで情報収集

 この方法は、正確な情報を得るのは難しいですが、とても参考になりました。あるオーナーさんが「クライミングってSNSで発展した文化でもあるよね。」と言ってくれたように、SNSでクライミングやボルダリングと検索すると多くの投稿を見ることができます。登っているルートやお客さん情報、店舗の様子、お客さん人数など、正確までにはわかりませんがすごく参考になりました。ちなみに私は自分のコンセプトや店舗イメージに近いアカウントを確認したり、行ってみたりもしました。本当は、気になったところ全て行ければいいのですが、資金も時間も限られているので…。

4.ターゲット層を考える

 以上の3つをやっていくと、「こんなお客さんが来るだろうな」「こんな壁が欲しいな」「こんな外観がいいな」など店舗のイメージが見えてきます。イメージが出来上がってきたら、より具体的にするためにターゲット層を考えていきます。コンセプトと店舗イメージを浮かべていると、「こんな人に来てほしい」や「どんな年代に売り込めばいいか」などが出てくると思います。そうすると、より店舗イメージが見える化していくでしょう。ターゲットを「クライミングが好きな人」だと抽象的すぎます。上級者なのか初級者なのかで、施設内の様子やイメージはだいぶ変わります。そのため、ターゲット層を絞り込むのは大切だと私は考えています。

5.ノートやメモに記録する

 メモは必ず取りましょう。メモの力はすごいです。オーナーさんの話やSNSの情報、店舗のイメージなどなど、必ず忘れてしまいます。また、何気ないタイミングにアイデアが降ってきたりするので、スマホにメモしたり、紙に書いたりするのもありです。最近は音声機能が進化しているので、面倒な時は音声入力にして、時間がある時に入力し直したり紙に書いたりするのもアリですね。メモをすることで、頭の中が整理できて、必要か不必要かの仕分けもはかどりますよ。

以上が実際にやったことです。もしかしたら忘れていることもあるかもしれませんが、そしたら書き加えていきます。参考になれば幸いです。

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